北海道心理学研究

北海道心理学会では年に一回、機関誌「北海道心理学研究」を発行しております。また、投稿論文は常時受け付けておりますので、ふるって投稿ください。規定は以下の通りです。 ご質問などは学会事務局までお願いいたします。

北海道心理学研究編集規定

  1. 本誌は北海道心理学会の機関誌であり、本誌の編集は編集委員会の責任のもとに行われる。
  2. 編集委員会には編集委員を若干名置くことにし、会長がこれを委嘱する。
  3. 本誌には、論文、学会発表抄録、学会だより等の欄を設ける。
  4. 本誌で審査の対象となる投稿論文は、原則として本会会員による心理学に関する論文で、北海道心理学会に寄与する優れた、発展性のある論文とする。 投稿論文は、編集委員会によって審査され、掲載の可否が決定される。
  5. 投稿論文の長さは、400字詰原稿用紙で30枚程度とする。掲載に際しては、原稿印刷に要する費用の一部を著者負担とすることがある。
  6. 投稿論文の原稿は「心理学研究」に準ずるものとする。
  7. 「北海道心理学研究」に掲載された論文の著作権および版権は、北海道心理学会に帰属する。ただし,本会が必要と認めた時あるいは外部からの引用の申請があった時は, 編集委員会で審議し、掲載ならびに版権使用を認めることがある。

研究論文一覧

1978 第1号
後藤 守・後藤恵美子・土佐林敦子 自閉性発達障害児の事例における母子言語関係の特徴について Pp.2-12.
1979 第2号(分冊)
澤田幸展 ポータブル式GSRバイオフィードバック装置を用いた心身弛緩訓練 Pp.1-7.
吉野 弘・岩本隆茂 ヒトの時間弁別課題時における“迷信行動”の発達 Pp.9-14.
1980 第3号
北守 昭  二刺激反復に伴う短期記憶の形成 Pp.1-7.
1981 第4号
戸田和子・堅田弥生 現代女子青年の性役割受容に関する実験的動態分析と社会的受容の試論的モデル Pp.1-17.
1982 第5号
木村健一郎・上谷宣正・森 範行 養護学校児童の授業場面における行動の分析 Pp.1-5.
小笠原詠子 集団指導場面における関係行動の推移に関する研究 Pp.7-22.
1983 第6号
渡部健夫 矯正施設の収容者への心理学的対応について Pp.70-72.
1984 第7号
別府隆一郎 重度自閉症の問題–神経心理学的モデルでかんがえる Pp.21-30.
1985 第8号
山貫義彦 児童相談所における指導(治療)機能の現状と今後の課題 Pp.28-32.
1986 第9号
山田弘司・岩本隆茂 試行型FI強化スケジュールにおけるネズミの時間弁別行動に及ぼす試行リセット刺激の効果 Pp.28-37.
1987 第10号
今川民雄・松下 覚  大学生の日常生活での自己開示性にみられる個人差について–自己開示性の文化の個人差と性差を中心として– Pp.99-105.
1988 第11号
川端康弘 視覚系の時間加重特性と色、明るさメカニズム–輪郭線マスキング法による明るさメカニズムの感度低下– Pp.35-42.
友田龍多・太田耕平・扇子佐紀子・加賀万仁・大西祥子 『医療内観』における技法の修正について Pp.43-49.
1989 第12号
久能弘道・岩本隆茂 ハトの異同課題における視覚的・聴覚的短期記憶–構造的に等価な2種類の記憶課題を用いた比較– Pp.37-43.
喜多祐荘 乳幼児期を一貫する相談内容項目表の検討–母子保健・児童福祉・保健・教育の総合的臨床技術を目標に– Pp.44-59.
1990 第13号
伊藤 進  疑問生成における目標効果 Pp.34-38.
田村嘉子・林 裕  自己統制法を行った高齢者の一例 Pp.39-42.
1991 第14号
Nishizawa, S. Subjective well-being of japanese youth today I: Compared with youth of the world. Pp. 129-147.
福田美喜子 アンケートからみた収容少年の少年鑑別所に対する認識 Pp.148-152.
1992 第15号
Takahashi, N., Kadowaki, I., & Iwamoto, T. The hippocampus, collateral behavior, and DRL performance in rats. Pp.34-46.
友田龍多 複数の面接治療者が関わった場合の内観療法 Pp.47-53.
1993 第16号
稲田尚史・酒木 保・井出正吾・岩淵次郎 適応障害を呈した学生の入学時性格検査の特徴について Pp.43-51.
Key words: personality inventory, TPI, psychological disturbance
佐山公一 隠喩文の理解しやすさと適切さ:カテゴリー・レベル,文脈,慣習性の効果に関する実験 Pp.52-62.
Key words: cognitive processes, psycholinguistics, reading comprehension, sentence comprehension, metaphor
1994 第17号
北舘 努・久能弘道・岩本隆茂 ハトの条件性弁別課題における推移性の成立と反応方略 Pp.47-54.
Key words: stimulus equivalence, conditional matching to sample, transitivity, choice responses, pigeons
1995 第18号
後藤恵美子 障害をもつ子どもをとりまく保育環境に関する検討–保育所・幼稚園の保育形態および方法に関する調査結果の分析を通して– Pp.71-82.
Key words: integration programs, children with disabilities, Yochien(half-day preschools), Hoikusho(childcare centers), educators opinion
吉野 巌・阿部純一 メロディの調を認知する過程について–反応の変動を中心とした分析– Pp.83-88.
Key words: music perception, response stability, key interpretation
1996 第19号
菅野禎盛・阿部純一 映像と音楽の協和感について Pp.139-148.
Key words: music, motion picture, structural equation modeling
1997 第20号
実平奈美・片山順一・諸冨 隆 音韻プライミング課題時の事象関連脳電位:プライムに対する課題性による検討 Pp.39-50.
Key words: event-related brain potentials, N340, homophone recognition, working memory, SOA
風間雅江・阿部純一 幼児のスピーチにおける分節的エラーの発達的変化と音韻的特性 Pp.51-62.
Key words: phonological development, speech error, Japanese preschool children
福井 至・木津明彦・田村嘉子・千丈雅徳・奥瀬 哲 DAMS (Depression and Anxiety Mood Scale) の成人への適用可能と臨床的妥当性および有用性の検討 Pp.63-71.
Key words: depression, anxiety, mood, questionnaire, validity
森 伸幸・佐竹由加里・岩本隆茂 慢性疾患患者のセルフケア行動に関する要因 Pp.73-80.
Key words: self-care behavior, locus of control, health education, purpose of living
1998 第21号
浅村亮彦 方向感覚質問紙構成の試み Pp.1-14.
Key words: spatial cognition, questionnaire, sense of direction, individual differences, directional estimates
増地あゆみ リスク判断における社会的視点と個人的視点 Pp.15-23.
Key words: risk judgement, social and personal level judgements, perceived fairness, vaccination
1999 第22号
研究論文掲載なし
2000 第23号
後藤 学・今川民雄 親しくなると,シャイネスは認知できるようになるのか? Pp.1-13.
Key words: shyness, social skills, intimacy, negative belief
2001 第24号
草薙恵美子・星 信子・陳 省仁・高橋義信 仮想場面での幼児の物語産出と共感的反応及び後の道徳性の発達との関係 Pp.1-11.
Key words: moral development, prosocial behavior, guilt, narrative story stem technique
2002 第25号
森本 琢・菱谷晋介 ワーキングメモリにおける触運動的側面と視覚的側面間の関係–視覚的主課題と触運動的二次課題による二重課題法を用いた検討– Pp.1-10.
Key words: cutaneous sense, visual memory, short-term memory
籔 貴代美・阿部純一 音韻性錯誤は出力段階の音韻処理のみに起因するのか Pp.11-23.
Key words: aphasia, phonological paraphasia, phonological processing
2003 第26号(北海道心理学会創立50周年記念号)
西原進吉・菱谷晋介 触知覚による 空間関係処理における視覚イメージおよび大細胞系の役割 Pp.9-22.
Key words: categorical spatial relations, haptic perception, magnocellular pathway, visual mental imagery
三浦麻依子 風景構成法における人物像の特徴に関する研究 Pp.23-33.
Key words: the Landscape Montage Technique, person figure drawings
2004 第27号
石崎千景・仲真紀子・有冨美代子 目撃記憶の正確性と確信度の対応関係:再認テストの繰り返しによる影響 Pp.1-13.
Key words: Accuracy-Confidence relationship, face, repeated cognition
太田滋春・岩本隆茂 「ルーティン法」の効果研究:スピーチ場面による“あがり”状況を用いて Pp.15-33.
Key words: Routine Method, speech anxiety
2005 第28号
品田瑞穂 集団所属性が社会的交換における二次的協力に及ぼす効果 Pp.1-17.
Key words: third-party punishment, social exchange, cooperation, altruistic punishment, ingroup bias
中山義久・高橋泰城・マーク・H・B・ラドフォード 社会的記憶および展望的記憶における気分一致効果とストレスホルモンの影響 Pp.19-32.
Key words: mood-congruent effect, emotion, depression, cortisol, stress hormone, social memory, prospective memory, retrospective memory
2006 第29号
松村健太・澤田幸展 注意–感情モデルの精緻化 –ストレス負荷時に誘発される血行力学的反応パターンのより良い解釈へ向けて– Pp.1-14.
Key words: attention-affect model, hemodynamic reaction patterns, mental stress, active coping
2007 第30号
研究論文掲載なし
2008 第31号
松永理恵・阿部純一 非音階音の出現に伴う調知覚の漸進的変化 Pp. 1-14.
Key words: Melody perception, key perception, tonal schema, non-scale tone
2009 第32号
間山ことみ・石井敬子 文化と表情変化の知覚:集団カテゴリーによる効果は見られるのか? Pp. 1-8.
Key words: motion, in-group advantage effect, culture
2010 第33号
横田晋大・結城雅樹 外集団脅威への適応心理メカニズムにおける性差研究 –男性の暴力脅威、女性の病気脅威 Pp. 1-10.
Key words: intergroup threat, discrimination, evolutionary perspective, sex difference
岡田顕宏 多面的特性罪悪感尺度作成の試み Pp. 11-26.
Key words: guilt feeling, conscience, questionnaire
小幡直弘・瀧川哲夫 購買場面における製品関与が重要性評価に及ぼす影響 –コンジョイント分析を用いた検討– Pp. 27-35.
Key words: consumer behavior, product involvement, conjoint analysis, dicision making, attractive effect
清水真理・増地あゆみ・森谷潔・伊藤和枝・百々瀬いづみ・関谷千尋 メタボリックシンドロームの病態改善に対する支援効果と食行動変容の構造分析 Pp. 37-52.
Key words: Transtheoretical model (TTM), Eating behavior change, Self efficacy, Social support, Metabolic syndrome risk
2011 第34号
眞嶋良全 疑似科学信奉に個人の経験と思考傾向が与える影響の検討  Pp. 1-19.
Key words: peseudoscience, belief in the paranormal, science literacy, critical thinking
佐藤剛介・結城雅樹・竹村幸祐 幸福感の規定因に対する社会生態学的環境の干渉効果 Pp. 21-33.
Key words: socio-ecological approach, relational mobility, happiness, emotional support, self-esteem
大瀬幸則・瀧川哲夫 異性の魅力に及ぼす血液型ステレオタイプの影響 –コンジョイント分析による態度の測定– Pp. 35-46.
Key words: blood type stereotype, interpersonal attraction, conjoint analysis
能勢保幸 教育実習経験による視点の変化とそれが教材研究に及ぼす影響について –半構造化面接法による「語り」データの分析から– Pp. 47-57.
Key words: shift of the viewpoint, analysis of teaching material, semi-structured interview method
2012 第35号
橋本博文 理想自己と他者の自己観に関する日米比較 Pp. 1-12.
Key words: ideal self, perceived other's self, micro-macro relations, interdependence, self-fulfilling prophecy
大藤弘典 イメージ対象となる領域外での相対的方向判断 Pp. 13-25.
Key words: alignment effect, orientation specificity, spatial memory, body orientation, judgment of relative direction
2013 第36号
豊川 航・亀田達也 ”探索と収穫のジレンマ”における社会的学習と集合知効果の実験的検討 Pp. 1-14.
Key words: swarm intelligence, social learning, Roger's paradox, multi-armed bandit
渡辺隼人・横澤宏一・久住一郎・室橋春光 広汎性発達障害を持つ成人における聴性誘発磁場に関する検討 Pp. 15-26.
Key words: pervasive development disorder, auditory processing, magnetoencephalography, M100, lateralization
2014 第37号
大藤弘典 経路の複雑さが空間記憶の向きに及ぼす影響 Pp. 1-13.
Key words: spatial memory, judgment of relative direction, complexity
2015 第38号
戸田弘二・川村 遼 中学生における自尊感情の変動性と攻撃との関連 –社会的スキルの緩衝効果– Pp. 1-14.
Key words: level of self-esteem, instability of self-esteem, aggression, social skills
中村真理香・今井 史・菱谷晋介 移動能力と性差の関係 –目的知識の使用難易度に着目して– Pp. 15-27.
Key words: navigation ability, sex differences, mark knowledge, configuration knowledge

第38号までは冊子体で刊行しておりましたが,第39号からJ-STAGE上での公開に移行しました。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/hps/-char/ja/ 

2016 第39号
小西 一博 反社会的行動を呈する特別な支援を要する子どもへの介入に関する研究動向  Pp. 1-10.
Key words: anti-social behavior, children in need of special support, review, practice research