北海道心理学会奨励賞

北海道心理学会奨励賞表彰規定

第1章 総則
第1条北海道心理学会の若手研究者を育成し、その研究を奨励することを目的として北海道心理学会奨励賞(以下,奨励賞と略す)を設ける。
第2条奨励賞は毎年1回開催される北海道心理学会大会において発表された研究のうち、特に優秀なものを選びその発表者に贈呈する。
第3条表彰する研究は、原則として毎年2編とするが、編数は理事会の評決により変更することができる。
第4条奨励賞では各発表研究を表彰し、研究ごとに賞状ならびに副賞を授与する。
第5条奨励賞の選考は、大会における口頭発表と発表要旨ならびに各発表セッション座長の推薦を資料として行う。
第6条奨励賞は次年度の総会において発表し授与する。
第2章 選考委員会
第7条選考委員は本学会会員の中から若干名を理事会において選出し、会長が委嘱する。
第8条選考委員の任期は1年とし、再任は妨げない。
第9条選考委員会委員長は本会会長が指名する。
第10条奨励賞の選考は選考委員の投票あるいは審議によって選出し、理事会において決定する。
第3章 資金および経理
第11条奨励賞の贈呈のために要する経費は、別に設ける北海道心理学会研究奨励賞基金により行う。
第4章 補足
第12条この規程は、平成6年9月4日から施行する。
第13条この規程を変更する場合は、理事会の議決を経ることを要する。

北海道心理学会奨励賞の記録

1995(平成7)年度、第1回
後藤恵美子(北海道大学大学院教育学研究科)
障害をもつ子どもをとりまく保育環境に関する検討  -全道の幼稚園保育所に対する調査結果の分析を通して-
吉野巌(北海道大学大学院文学研究科)
メロディの調を認知する過程について  -反応の変動を中心とした分析-
1996(平成8)年度、第2回
稲田尚史(旭川医科大学医学部)
音源定位を手掛かりとする選択的注意事態における非注意入力処理  -事象関連電位と反応時間による検討-
菅野禎盛(北海道大学大学院文学研究科)
映像と音楽の協和感について
1997(平成9)年度、第3回
風間雅江(北海道大学大学院文学研究科)
幼児と失語症者の発話における音韻的エラーの比較
実平奈美(北海道大学大学院教育学研究科)
音韻的プライミング効果と事象関連電位  -プライムに対する課題性による検討-
1998(平成10)年度、第4回
浅村亮彦(小樽商科大学商学部)
方向感覚質問紙作成の試み
増地あゆみ(北海道大学文学部)
リスク判断における社会的視点と個人的視点
1999(平成11)年度、第5回
該当なし
2000(平成12)年度、第6回
楠本将之(北海道大学大学院文学研究科)
スピーチ速度と音声的文産出過程の関係
後藤学(北海道教育大学旭川校大学院教育学研究科)
親しくなると,シャイネスは認知できるようになるのか?
2001(平成13)年度、第7回
河西哲子(北海道大学大学院教育学研究科)
3次元の空間的注意:事象関連脳電位による検討
草薙恵美子(北海道浅井学園大学)
子どもの道徳性の発達
2002(平成14)年度、第8回
森本琢(北海道大学大学院文学研究科)
触運動的ワーキングメモリにおける形態的表象と材料的表象の乖離
藪貴代美(北海道大学大学院文学研究科)
音韻性錯誤が出現する失語症患者における音韻聞き取り能力の検討  -入力と出力の音韻処理能力の関係の考察-
2003(平成15)年度、第9回
西原進吉(北海道大学大学院文学研究科)
触知覚による Coordinate 処理と視覚イメージの関係
三浦麻依子(函館市民生事業協会)
風景構成法における人物像の特徴に関する研究
2004(平成16)年度、第10回
石崎千景(北海道大学大学院文学研究科)
ソースモニタリングの困難さが顔再認の正確性と確信度の対応関係に及ぼす影響  -反復面割を用いた検討-
太田滋春(北海道医療大学大学院・中江病院)
「ルーティン法」の効果研究  -スピーチ場面による“あがり”状況を用いて-
2005(平成17)年度、第11回
品田瑞穂(北海道大学大学院文学研究科)
集団所属性が社会的交換における二次的協力に及ぼす効果
中山義久(北海道大学大学院文学研究科)
社会的記憶および展望的記憶における気分一致効果とストレスホルモンの影響
2006(平成18)年度、第12回
松村健太(北海道大学大学院文学研究科)
心臓血管系ストレス反応「注意?感情モデル」対「能動的?受動的対処モデル」
2007(平成19)年度、第13回
該当なし
2008(平成20)年度、第14回
松永理恵(北海道大学大学院文学研究科)
メロディの進行に伴う調知覚の漸進的変化
2009(平成21)年度、第15回
間山ことみ(北海道大学大学院文学研究科)・石井敬子(北海道大学社会科学実験研究センター)
表情変化の知覚に関する日米比較研究  -内・外集団ラベル付けによる効果の検討-
2010(平成22)年度、第16回
横田晋大(北海道大学大学院文学研究科)
外集団脅威への適応心理メカニズムにおける性差研究  -男性の暴力脅威、女性の病気脅威
岡田顕宏(札幌国際大学)
多面的特性罪悪感尺度作成の試み
2011(平成23)年度、第17回
眞嶋良全(北海道大学大学院文学研究科)
擬似科学的信念の獲得と維持における経験と情報探索傾向の効果
佐藤剛介(北海道大学大学院文学研究科)
社会生態学的アプローチによる自尊心効果の検討  -社会状況間比較研究
2012(平成24)年度、第18回
橋本博文(北海道大学大学院文学研究科)
文化的信念の自己再生性と自己維持性  -日米比較研究に基づく考察-
2013(平成25)年度、第19回
豊川航(北海道大学大学院文学研究科)
口コミサイトは人を賢くするか:人気情報と口コミが集合知に与える影響
渡辺隼人(北海道大学大学院教育学院)
広汎性発達障害における聴性誘発磁場(M100)の異常が感覚  -認知機能に及ぼす影響
2014(平成26)年度、第20回
鈴木沙季(北海道大学教育学部教育学科)・竹谷隆司・奥村安寿子(北海道大学大学院教育学院)
線画刺激と塗り刺激における選択的注意  -フランカー課題を用いた検討-
2015(平成27)年度、第21回
川村遼(NPO法人こどもコムステーションいしかり)
中学生における自尊感情の変動性と攻撃との関連
中村真理香(北海道大学大学院文学研究科)
移動能力と性差の関係  -課題の難易度に着目して-
2016(平成28)年度、第22回
須藤絢子(北海学園大学大学院経営学研究科)
手術室看護師のストレスとモチベーションの関連  -国立大学病院と公立大学病院の比較-
中村有佑・名畑理津子・今井 史・小川健二(北海道大学大学院文学研究科)
意味情報を媒介した顔と名前の連合記憶の神経基盤